宇宙から地球に帰ることが日常になる未来に向けて

 人工衛星や宇宙船、宇宙デブリなど、宇宙から地球へ帰ってくる人工物のモニターシステムと得られた大気データの応用に向けて研究開発を行っています。
 宇宙開発や宇宙利用が盛んになるにつれて、宇宙へ行くこと、宇宙で活動することの他に、宇宙から地球へ帰ってくる頻度も多くなることが予想されます。

 大気突入物を地上の観測機でモニターする体制を構築し、安全で持続的な宇宙利用に貢献するとともに、中間圏のデータや大気突入現象のデータを収集することで、気候変動メカニズムの解明や次世代の宇宙機技術への応用を目指しています。

 MEDARにはJAXA共同研究の経験者や、ロボット・人工衛星の開発プロジェクトに取り組んだことのある20代前半のメンバーが中心となって研究開発に取り組んでいます。