設立1周年のご挨拶
4月6日(土)をもちまして、一般社団法人MEDAR(メダル)は設立1周年を迎えることができました。
当時19歳だった私が参加していたJAXA小惑星探査機はやぶさ2の学生プロジェクトから、法人化後のモノづくりスクール事業、流星研究に至るまで、非常に多くの方々の手を差し伸べて頂きました。関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
近況報告をいたしますと、研究面ではJAXA共同研究テーマを発展させるため民間財団の助成金を頂き、他企業の協力を得ながら、大気圏突入の観測研究を進めております。MEDAR設立とともに開始した教育事業では、「君だけの○○を創る場所」MEDAR Schoolを開講し、小学生から大学生までご利用いただいております。宇宙甲子園に向けた人工衛星モデル開発、自作ロボット製作、自作ラジコン製作、イオン風発生装置、有翼ペットボトルロケットなど、教材やキットを極力使わず、3D設計、3Dプリンター、マイコン、電子部品、コーディング等から創り上げる力を養っています。
また6月1日(土)に設立1周年を記念して、「第1回MEDAR Schoolシンポジウム」を開催いたします。「伴走型教育の可能性~創造性に火がつく次世代たち~」と銘打って、MEDAR School生徒による作品の発表と、今後の教育の形について学校教員、学生、教育事業者を含めたパネルディスカッションを行います。
是非ご参加いただけたら幸いです。従来とは少し変わった教育の形を広くお伝えできればと思います。
シンポジウムで皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
MEDARはまだまだ道半ばでございますが、今後とも関係者の皆さまのご理解・ご協力を頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人MEDAR 代表理事
田中康暉