10月 哲学の居場所を実施しました。
10月の「哲学の居場所」では、「無人島に着いたらどうする?」という対話を行いました。
遭難船から持ち出したいくらかのアイテムを使って、あなたはどうしますか?
- まず水や食料をどう確保するか、火を起こせるか、身の安全が確保できるかといった話が広がりました。島にある何が使えるのか、手持ちの道具はどのように工夫できるのか、みなさんの持ってる知識が光ります。
- しかし、対話の中盤にいたって、「そもそも何を目指して生き残るのか?」という話が始まると、知識とは違った頭が働きます。
- いつか助けが来るまで凌ぐのか
- 自力で脱出するのか
- セカンドライフを始めるのか
目的が変わればその過程も変わります。となれば、身の回りにある道具も環境も「何のためのものなのか」は見え方が変わってきますね。
- 最後に、話は飛躍しますが「無人島に自由はあると思いますか?」という問いが論争を生んだのは面白かったです。
けれど僕は、既存の道具をいままでとは違った仕方で使ってみる、私だけの使い方・過ごし方をするという自由は、無限に溢れているかなと思います。
面白い思考実験でした!

