MEDAR幹部
田中 康暉 KOKI TANAKA
プロフィール
一般社団法人MEDAR 代表理事
東京大学 工学部 航空宇宙工学科
<KEYWORDS>
JAXA共同研究、大学ロボコン、CanSat、中島みゆき
経歴
- 2000年生まれ
- 2010年 小惑星探査機はやぶさが地球に帰還したというニュースを見て、宇宙で活動する機械に興味を持ち始める。プロジェクトマネージャー川口淳一郎氏の著書「はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」を読み込む。
- 2013年 理事 川地皐平と共に公立中学校にてロボコン部創設を職員会議で提案するが却下される。有志チームとして中学ロボコン出場を決意する。
- 2014年 理事 川地皐平と共に中学ロボコンに出場する。東海北陸大会まで勝ち進む。
- 2016年 県立岐阜北高校 自然科学部にて模擬人工衛星「CanSat」を開発するチームを創設する。創設当時のメンバーは2名のみ。岐阜大学「宇宙工学講座」にて大学教授から1年間の講座を受講し、閉校式ではテザー推進実証衛星のミッション提案を行う。
- 2017年 名古屋大学 「名大Mirai GSC」2期生としてリチウムイオンバッテリーの研究室にインターンを行い、火星と同じ低温下でのバッテリー性能変化について研究を行う。
- 2018年 県立岐阜北高校 自然科学部にて模擬人工衛星「CanSat」のコンテスト「缶サット甲子園」に初出場をし、全国大会で入賞する。当時はメンバー6名で出場し、2023年現在も部活動の中で活動が後輩に引き継がれている。模擬人工衛星の開発実績などをもとに、東京大学工学部推薦入試を出願し推薦4期生として合格する。
- 2019年 東京大学でロボコンサークルに入部し、いくつかのロボットコンテストに取り組む。12月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から小惑星探査機はやぶさ2カプセル観測研究の公募が出されたのを発見し、理事 川地皐平らと共に応募、採択される。
- 2020年 JAXA共同研究に向けてクラウドファンディングを行い345万円の資金を集める。岐阜市長 柴橋氏へJAXA共同研究について、元FC岐阜社長 恩田氏と共に表敬訪問を行う。新型コロナウイルスの世界的感染が観測計画に影響を及ぼしたが、12月にオーストラリア ウーメラ砂漠にて小惑星探査機はやぶさ2カプセル観測を実行した。東京大学ロボコンサークルでは2021年のNHK学生ロボコン・アジア太平洋ABUロボコンに向けてロボットの開発を進める。
- 2021年 JAXA共同研究プロジェクトは最終報告書を作成する。東京大学ロボコンサークルでは新型コロナウイルスの世界的感染の影響で2回の大会延期を受けつつ、10月にNHK学生ロボコンに出場し準優勝、12月のアジア太平洋ABUロボコンに出場をする。
- 2022年 東京大学工学部航空宇宙工学科にて、太陽風を利用した推進システム「磁気セイル」に関する卒業研究と、月のレゴリスを太陽光で焼却しながら月面で建設を行う3Dプリンティングロボットの卒業設計に取り組む。
- 2023年 4月6日に一般社団法人MEDARを設立し、代表理事に就任する。JAXA共同研究のテーマをより発展させるため人工流れ星に関する研究開発を行いつつ、現在の学校・教育機関が抱えるものづくり・科学技術教育の課題に取り組むべく「MEDAR School」の事業をスタートする。
川地 皐平 KOHEI KAWACHI
プロフィール
一般社団法人MEDAR 理事
中部大学 工学部 ロボット理工学科
<KEYWORDS>
JAXA共同研究、ロボットソフト組込み、衛星模型コンテスト、アマチュア無線、バイク、ひとり旅
経歴
- 2000年 生まれ
- 2010年 ラジオ作り教室に参加したのをキッカケに、電子工作や電波に興味を持つ。
- 2013年 代表理事 田中康暉と共に公立中学校にてロボコン部創設を職員会議で提案するが却下される。有志チームとして中学ロボコン出場を決意する。
- 2014年 代表理事 田中康暉と共に中学ロボコンに出場する。東海北陸大会まで勝ち進む。自作の八木アンテナで国際宇宙ステーションからのアマチュア無線帯電波を受信したことをきっかけに宇宙にも興味を持ち始める。
- 2016年 アマチュア無線技士3級に合格。県立岐阜工業高等学校 電子機械研究部にて電気自動車の製作「エコノパワーin岐阜」に出場する。
- 2018年 県立岐阜工業高等学校 電子機械研究部のロボットソフト組み込み選手に選ばれる。工作機械を使い、一からロボットのハード製作、プログラム製作を行う。「全国若年者ものづくり競技大会、ロボットソフト組み込み職種」に出場する。大会内容は完全自立で、色の違うボールをロボットに搭載されたカメラで識別し、カゴに仕分けるというもの。同大会で入賞する。
- 2019年 中部大学ロボット理工学科に進学する。12月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から小惑星探査機はやぶさ2カプセル観測研究の公募が出されたのを発見し、代表理事 田中康暉らと共に応募、採択される。
- 2020年 JAXA共同研究に向けてクラウドファンディングを行い345万円の資金を集める。岐阜市長 柴橋氏へJAXA共同研究について、元FC岐阜社長 恩田氏と共に表敬訪問を行う。新型コロナウイルスの世界的感染が観測計画に影響を及ぼしたが、12月にオーストラリア ウーメラ砂漠にて小惑星探査機はやぶさ2カプセル観測に取り組む。
- 2023年 大学の卒業論文で流星反射電波の自動観測装置の開発を行う。4月6日に一般社団法人MEDARを設立し、理事に就任する。JAXA共同研究のテーマをより発展させるため人工流れ星に関する研究開発を行いつつ、現在の学校・教育機関が抱えるものづくり・科学技術教育の課題に取り組むべく「MEDAR School」の事業をスタートする。