【流れ星研究】小川財団の助成研究に採択されました！

　2020年のJAXA共同研究から取り組んでいる流れ星研究が、小川科学技術財団の研究助成に採択されましたのでご報告いたします！

　小川科学技術財団は太平洋工業株式会社が1985年に設立した財団です。
　今年15件の研究助成のうち、MEDARの研究「⼤気圏再突⼊物体による⼤気での 電離柱発⽣現象と無線電波の⼲渉について」が採択されました。
　岐阜県大垣市にて12月1日に式典が行われ、弊社理事の川地皐平が出席いたしました。

　開発中の流星観測機（2022年時点）

　今後、宇宙利用が進むにつれて宇宙に行き、宇宙で活動する人工物が地球軌道上に増加していきます。
　それは、後々大気突入（リエントリー）する人工物が増加していくことを意味しています。
　人工物のリエントリー観測技術を確かなものにすれば、人工物のリエントリー時の燃焼現象や中間圏の大気データ取得に繋がります。またリエントリーそのものをモニタリングし、宇宙-地球の人工物の往来をマネージメントすることができます。
　小川財団で採択していただいたチャンスを存分に活かし、持続可能な宇宙利用に貢献できるよう研究開発を進めて参ります。
　流れ星研究の今後の続報をお待ちくださいませ。

　また、MEDAR Schoolの取り組みや流れ星研究について一般で公開していない情報を載せた情報誌を発行する「METEOR GAZER」が今月スタートしました。興味のある方、MEDARを応援していただける方は是非ご入会ください！
　https://medar.jp/meteor-gazer/